あらずじは、イギリス人のハワードという老人が、ある出来事をきっかけにフランスに休暇に行くのですが、そこで第二次世界大戦の真っ只中、帰国したほうがいいという状態になってしまいう。そこで、イギリス人の子供2人を一緒にイギリスに連れて帰って欲しいとの頼みを引き受ける。
ただ、途中で電車には乗れなくなるは、バスは途中で止まるはで困難を乗り越えながらイギリスを目指す。
というものです。
はっきりいって、このあらすじを見ただけじゃまったく惹かれなかったのでしばらく放置してしまってました。借りた本だったのでさすがに読まないと!と思って読み始めたらなかなか面白くてやめられなくなってしまいました。
主人公のハワードがなにか凄いことをするっていうわけではないんですけど、出てきた困難に向かって淡々とたちむかうというか、取り乱すことなく受け入れるんです。子供に対しても、すごい子供をあやつるのが上手いってわけじゃなくて、なんか冷静な目線で子供を見ているのが本当っぽかったです。
途中で思いがけない出会いがあったりして、ほろりとさせられる場面も結構ありました。
おすすめの本です。
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