先日、寝る前に長男(3歳)と絵本を読んでました。
一冊目は『バムとケロのもりのこや』。読み終わったら二冊目に『バムとケロのおかいもの』のリクエスト。
読む時に、長男が、
「これ、あの あの あの おかあさん怒ったの」
というではないですか。なんだ?と思い
「おかあさん怒ったの?」
と聞くと、
「あの、さっき怒ったの」(過去のことを全て「さっき」という)
と答えるのです。なんだ?と少し考えて思い出しました。
前日にアナ雪を長男と見たのですが、見終わったのが23時過ぎ。そのあと、「えほん読む」と長男が何か選んでたのですが、「もう遅いから寝るよ」といって私が先に寝室に行ってしまったのです。そのあとあとをおって寝室に来た長男が、「ねえ、読んでよと」泣きながら言ってたのですが、「もう遅いよ」というやりとりがあって結局読まずに寝てしまったのです。その時に長男が「読んでよと」言ってたのが「バムとケロのおかいもの」だったのです。
思い出した私は、
「あー!昨日遅かったから読まないで寝るよっていったけど、それを選んでたのね!」
と答えると
「うん、だから◯◯(長男の名前)くん かなしかったの」
と言うではないですか。そんなに悲しい思いをさせてたのかと、ひー!!となってしまいました。なので、
「怒ってないよ。遅かったから読まなかっんだけど、悲しい思いさせてごめんね」
と謝りました。
そしてそのあと絵本を読んでると長男がバムを指差して、
「このひと、おかあさんみたいだね」
と言うのです。
「なんで?」と聞くと、
「だから、ケロちゃんのこと大好きだから」
と答えるではないですか。この答えになぜかウルっとしてしまいました。というのも、普段、バムケロの本を読む時に、奔放なケロちゃんが長男みたいだね!と冗談を言いながら、ケロちゃんの名前を長男の名前に呼び変えて読んだりしていたからです。
バムケロはバムが奔放なケロちゃんの世話を焼きながらも、二人が仲良しなお話なのです。そのバムを「おかあさんみたい」といい、絵本の中では直接描かれていない「ケロちゃんのことが大好き」ということを理解してる=私が息子を大好きだということを理解してる? というのが嬉しくなりました。
それにしても、前に早く寝かせるというこだわりをなくしたという
記事を書きましたが、今回早く寝かせようとして絵本を読まずに寝て、悲しい思いをさせてしまいました。まあ早く寝たほうがいいと言うのが大前提ですが、できるだけ寝る前の絵本には付き合ってあげないとなと感じた出来事でした。