読んでみると、育児にかかわってなかった男性記者の話し。育児、家事をやらず妻から文句を言われてるにも関わらず仕事に逃げていた。そのうち、長男が小学一年生の頃、自分の携帯にひらがなで、「パパはやくかえってきてください」「みんなないていますはやくかえってして」と送られてきて、最終的に時短勤務に切り替え、妻からは時短にしてくれてありがとうと感謝された。相変わらず家事や育児は妻任せだ。みんな多様な働き方ができるといいな。
という内容だ。なんか色々ツッコミどころが多すぎてイラっとした。
ここの内容を夫と妻で入れ替えてみたらいかにおかしいかがわかると思う。
「私は仕事に勤務して3年目で長男を授かった。ただ夫にとって残念なことに、私は仕事の要領が悪い。そのために、育児は夫に任せて、週7日休みなしで働くことにした。また、夫には近くに友達もいないし実家からも遠く、夫は実家のサポートもなく一人で子育てをやっていた。
そのうち夫は、何も分かってない、信じられない。と私を責めてくるように。おっくうになって仕事に逃げるようになり、ますます育児と家事から遠ざかる。
夫が実家近くの勤務先で仕事を得られたので、夫と子供は実家に戻った。そのうち、子供が2人生まれて、また私たちは一緒に住むように。相変わらず私は家事と育児を夫任せにしていた。仕事忙しいからね。夫のストレスは溜まっていくばかり。
そのうち小一の長男から仕事中にメールが届くように。「おかあさんほんとうにはやくかえってきてください」など。まあいつものことかだと思い適当に返事返してた。ある日「おとうさんがおかしくなってる」というこメールが続けてきた。夫のストレスが絶頂で、一人でこもって泣いてたら、物に当たったり長男に手を挙げたこともあったらしい。
それを機に私は時短勤務を決意。たまに夫が仕事で不在の際は少しの家事と育児はするけど、相変わらず家事と育児の大半は夫任せ。でも、ただ子供の相手をしてくれる私がいるだけでだいぶ良くなったみたい。夫にも、時短にしてくれて感謝してると言われる。長男にこのメール覚えてるか聞いてみたら忘れたとのこと。
いま世間では、みんなが育児休暇や時短勤務をとりましょうといわれてる。それを声高に叫ぶのはなんか違う気もするけど、家族の事情にあわせて多様な働き方ができればいいよね!」
こんなところだろうか。
まれにこの状況の夫もいるのかもしれなが、夫と妻を入れ替えただけで、改めておかしさに気づけるのではないか。
しかも、それをうまく締めくくった感じで書かれてるが、わたさからしてみれば、まあよくもこんな記事が書けたな。という感想しかない。