好きなポッドキャストReal Crime Profileでジムとローラがたまにこの本をいい本として上げているからだ。
最近24名の方が亡くなった大阪のビルの放火の事件があった。とてもひどい犯罪で許せない事件である。この本をちょうど読んでいる途中なので、この犯行に至るまでに数々の危険信号があったのでは?と報道があった時に思った。なぜならこの本では暴力に至るまでに必ず予測できるイベントがあるからだと書かれていたからだ。また、RCPのポッドキャストでも、犯罪者が0から100と犯罪を犯すのではなく、必ず徐々に出来上がっていくからだとも言っている。
その後、今の時点でその犯人が、前日に逃げられないように非常扉にテープを貼っていたとか、前科があるとかの報道がなされている。とくに、前日の行動は危険この上ないだろう。
また、この本では暴力を予測する上で、JACAと読んでいる要素を見極めていると書かれていた。Justification(暴力の正当化),alternative (暴力を以外の選択肢),consequence(暴力のもたらす結果), ability(暴力を行使する能力)の頭文字である。
この要素を検討するそうである。
具体的には、この犯人は暴力を正当化しているか?望む結果を得るために、暴力以外の選択肢があると思っているか?暴力を行使した結果をどう捉えているか?暴力を行使できる能力があるのか?ということである。
今後もこの事件の続報に注視しつつ、この本を参考に考えていこうと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿