よし、明日早く起きてみよう!それで先程から起きようとしているのだが、次男(2)が、「うーん」「おかあさーん」とグズグズ。腕枕をして身動きが取れない状態だ。
自分しかどうすることもできない状況というのはほんとストレスだ。「なんで自分ばっかり」と思う。
自分しかどうすることもできない状況とえいば、小さい頃のエピソードを思い出した。
昔、小学生の頃、旅行で親の知り合いの人の別荘だか家みたいなところに、自分達家族や他の家族たちと行ったことがある。そこの別荘を持ってる人の子供は私よりも何歳か年下だったのだが、めちゃくちゃわがままで甘やかされていた。「まきちゃん、◯◯する。まきちゃん◯◯やだ」と父親がパイロットらしく、一人っ子で実際になんでも買い与えられて甘やかされてるようだった。
夕食に郷土料理を食べに行こうみたいになり、車で移動中に、私がカラムーチョというお菓子を持っていた。これは、私たち兄弟はみんな分け与えられていたのだが(4つくらい連なってて破って1人用を分けるもの。もちろん大袋のみんなで食べる用のではない)、わたしはこのカラムーチョが大好きで、他の兄弟たちはさきに食べてしまっていたのだが、私は楽しみに取っていたのだ。
車で移動中、私たち兄弟はそのこに気に入られたのかその子も一緒の車に乗ってきた。それをもっていたところ「まちきゃん、そのカラムーチョ食べたい」と言い出すではないか。私は「は?これは私が楽しみに取っていたんだよ。お前にあげるようじゃないんだよ。」と思いつつも、そんなことは言わずに「え、みんなからもらって」とかみんなかが持ってないことは知りつつも苦し紛れの言い訳をしつつもみんなの答えは「私たち食べちゃったもん」とかで、私があげるというオプションが残されられてない状況に追い込まれた。
「だってまきちゃんたべたいんだもん!」と主張は強くなるばかり。これは、ワガママという名の恐喝だよなと思いつつ、私は絶対に譲らずにあげなかった。車の中の雰囲気が微妙になったのを覚えている。そしてうちの親とその子の親は乗っていなかったのだが、そこに別の家族の親を含めた大人が2人いたのだが、「まきちゃん、それはその子のものだから欲しいと言えば貰えるわけじゃないんだよ」という言葉を待っていたのに、その子に注意することもなく、私があげないのが悪いみたいな雰囲気になっなのがイラッとしたのを覚えている。そこは大人が注意しろよなと思ったのだ。
こんなふうにマトリックスを見たいという楽しみがあるのに、次男のぐずりで自分しかどうすることもできない状況(でも、なんらかの助け、例えばY氏がもっと次男と親密な関係を昔から築いていれば私オンリーじゃなくてもよくなるので私は自由が与えられる)と、この小学生の頃の自分が犠牲になるしかないけど、誰か(大人)が勇気を持って介入してくれれば自分が嫌な思いをせずによかったのにという状況が被ってそんなエピソードを思い出したのだった。
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